営業職という仕事をするうちに、人間関係において本音を語ると言うことがなくなっていました。私がこども環境会議のキャンプに参加した動機は、親としてお手伝いをするという義務感からでした。しかし、大家族ごっこをすると言われ、違和感を感じていました。10人以上の子供が集まると、ひとつの社会ができる。けんかもし、泣き出す子もいて、まとまりが無い。しかし、年長者を中心として自分たちで解決している。本音と本音のぶつかりあい。実に後腐れが無いのです。そしていつしか大人もその輪に加わって、素の自分でいることに気づきました。いつの間にか、付き合い下手になっていた。それが違和感の正体でした。その気づきは、爽快でした。社会の一員としての実生活においても、必要に応じて本音で向き合うことは問題解決の早道という事を、私は子供から学びました。
子育ての悩みを解決しよう

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